私達が毎日使っている携帯電話は数千キロ離れた人とも瞬時に会話する
事ができますが、あれはなぜでしょうか?
以前、「光は何でできているか?」というコラムで光は、放射エネルギー(電磁波)
で出来ているという話しをしました。また、「周波数とは何か?」というコラムで
放射エネルギー(電磁波)の波が周波数である事がわかりました。
実は、私達が使っている携帯電話も放射エネルギー(電磁波)=電波を使用しています。
光の速さ=電波の速さは同じであり、速さは秒速30万キロです。
(1秒間で地球を7周半できるスピードの為、地球の反対側の人と通話するにしても
瞬時に会話をする事ができます。)
携帯電話で会話する時の流れ

上の図にも書きましたが、携帯電話は無線基地局に対して常に
自分の位置情報を送っています。
話す側:アンテナに電流を流し、音の波形を電波に置き換えて(変調)送信します。
すると、無線基地局が電波を受け取って、その電波を交換局でつないで
受信側の無線基地局へ電波を届けます。
受信側:電波を受信して、その電波の波を音の波形におきかえて音を出します。
※音波の速度は約1秒 340m 時速1225kmの為、
電波に置き換える必要があります。
※上の図を見れば、無線基地局が全国にたくさんある携帯会社の方が
電話が繋がりやすい理由がよくわかると思います。
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