DVDやブルーレイ(BD)で片面1層・2層という表記をよく見かけ
ますが、1層・2層って何を意味しているのでしょうか?
早速、何を指しているかを図にまとめてみました。
上記の表のようにCD・DVD・ブルーレイ(BD)は
レーベン面(ラベル面)と言われる記録ができない面とカバー面(保護層)と
言われる記録層を持つ面が合わさってできています。
そして、記録層を何層持つか?で呼び名が変わってきます。
片面1層・・・記録層を1つだけ持つディスクの事を言います。
片面2層・・・記録層を2つ持つディスクの事を言います。
両面1層・・・記録層を1つだけ持つディスクを2枚貼り合わせて作られてます。
両面2層・・・記録層を2つ持つディスクを2枚貼り合わせて作られています
ポイント1
CDには片面1層の商品しかありません。大容量のDVDがある為、
片面2層の商品を開発する必要がなかったのです。
ポイント2
DVDには片面1層・2層・両面1層・2層の4種類があります。
記憶容量は、片面1層:4.7GB、片面2層:8.5GB
両面1層:9.4GB、両面2層:17GB となっています。
ポイント3
ブルーレイには片面しかありません。(規格として決まっています。)
なぜなら、ブルーレイディスクの記録層はわずか0.1mmしかない為、
ディスクを2枚にする事はコスト的にも非現実的だったのです。
現在、研究段階では2010年には記録層を16層持つ、16層512GB
の試作に成功しており、1TB(テラバイト)=1000GBのブルーレイも
まもなく発売されるだろうと言われています。
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